2021-01-01から1年間の記事一覧

世界哲学史

今週のお題「買ってよかった2021」どーも、スズキヤスフミです。何で年末年始は寒いんでしょうね。お正月はめでたいけど嫌になっちゃいます。さて「今週のお題」、買ってよかった物ですか… 今年は酒と本しか買ってないような気がします。(あとサブスク)晩…

詩 詩を書こうと思った

詩を書こうと思った 祈った インスピレーションを貰おうと思って 万年床の隣りの「現代詩手帖」をパラパラ読んだ クリスマスパーティーの明けた二日酔いのアタマでは 理解出来なかった 字が並んでいるだけで ノリが感じられなかった 詩を読むときの「うた」…

詩 幾千万の言葉の中で

幾千万の言葉の中で 幾千億の孤独を感じる 幾千兆の音楽の中で 幾千京の孤独を感じる 大きな時間、小さな時間 僕は子供だった 小さな世界、大きな世界 僕は未熟だった まるで成熟していないのに熟成された ブドウ酒のように 僕は世界に放り出されてしまった …

詩 何だか壊れてしまった

何だか壊れてしまった バカになってしまった Bluetoothが途切れる 言葉が出てこない 最初から壊れていたかもしれない バカになってそんな事も判らなくなってしまった 話が通じない コミュニケーションがとれない 孤独だ みんなには解らない とても高いところ…

詩 いのち、と書いてみる

いのち、と書いてみる なんて軽いことばだろう 政治家や宗教家も、同じことばを吐き出す 見えないものを、なぜ見えるように言ったのか! 彼らは見えないものを見えると 嘘を付くだけだろう ことばは軽く回転して 彼らの概念を強める しかし、ことばは概念を…

キムチは旨し

今週のお題「赤いもの」韓国料理旨いな…どーもどーも、スズキヤスフミです。 今週のお題、「赤いもの」ですね。北海道で赤いものと言えば余市や七飯のリンゴ、紅鮭、そしてコンサドーレ札幌にBIG BOSS新庄氏の記者会見の服(笑)とまぁいろいろありますが、…

詩 自動車に魂を奪われるな

自動車に魂を奪われるな 母の頭を抑え付けろ 移動の自由を制限しろ そんなものもともとなかったのだから 鉄道に乗れ、バスに乗れ 廃棄ガスを撒き散らすものを潰してしまえ 自動車に支えられている民主主義は嘘っぱち 鉄道の社会主義の方が地球に優しい 母の…

詩 子どもや動物が可愛いのは

子どもや動物が可愛いのは いのちしか持っていないからだ桜の花や楓の紅葉が美しいのは いのちを燃やし尽くしたからだ酒やラム肉が美味しいのは いのちを食べているからだ僕や君が苦しんでいるのは いのちが見えないからだ

詩 青白い炎の中で

青白い炎の中で 俺はいのちの熱を見た いのちは空気を炎に燃やして 見たことのない熱を出す 俺は熱を感じた、いや感じていない 触覚が麻痺して、感じていないだけだ 熱は眼に見えない、聞くことも出来ない 触覚の麻痺は致命傷になる 麻痺した脳は いのちを値…

好きなお酒ベスト10!

はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」 どーもこんにちはこんばんはおはようございます。お酒が入ると眠られなくなるスズキヤスフミです。今日も酔っ払って眠られませんね。ラジオ深夜便聴きながら書いています。 さて、はてなブログの賞品目当てでブ…

詩 鴉

鴉 函館山に鴉が鳴く ゴミを食べて鳴く 山雀を捕まえて鳴く 雲丹の殻を地面に落として鳴く 鴉 宇賀浦海岸に鴉が鳴く 夏でも鳴くし 冬でも鳴く 鳴き声が寂しいのは 死体を想像させるから

詩 寝台列車が行く

寝台列車が行く 破綻しそうで破綻しない詩人を乗せて 大儲けし損ねた株式相場師を乗せて 破門された神父と坊さんを乗せて 賄賂を貰った議員を乗せて 寝台列車が行く 寝台列車は砂漠を抜けて 銀色の大地へ辿り着く ジャングルからジャングルへ 北の乾いた都へ…

詩 BuzzBeatで行こう

BuzzBeatで行こう BuzzBeatって、何? アタマおかしくなりそうだから 踊ってしまおう BuzzBeatって何? それは脳内物質の発火点 思わず踊りたくなるBeatなのさ 痙攣気味に踊っているアイツを見たかい? ああでなければいけない BuzzBeatで行こう 僕と一緒に…

詩 おとうさま

おとうさま てんのおとうさま なぜこんなにがまんしなきゃならないのですか? あなたのこどもがぱんをもらいたいのに なぜあなたはこころをあげたがるのですか? こころだけではうえてしんでしまいます たしかによのなかあれをかえこれをかえってうるさいで…

詩 秋の風が

秋の風が ガラス戸を叩いている 弱くなった日の光が 一つの時代の終わりを告げる 夏は偉大だった、と祈った詩人の敬虔さを忘れる事は出来ない 風は意識して冷たい 失語症の私はワインを呑んで 拙い詩でも書こうか 風の質料を知っているか? 光の形相を知って…

詩 意識は風

意識は風 「風は想いのままに吹く」 風は北から南から 髪を揺らしながら 木々を倒しながら どこから来てどこに行くのだろうか 風は建物を壊し 風車は電力を造り出す どこから来てどこに行くのだろうか 風は光を遮り 光は風を産む どこから来てどこに行くのだ…

人生はサボると見つけたり

今週のお題「サボる」どもども、スズキヤスフミです。 8月はクソみたいに暑くて、コロナでどこにも行けないな嫌だな暑いな、と思ったらお盆時期に急に涼しくなって、北海道の夏が終わっちゃいました。後2ヶ月でブリザードです(大げさ)。さて、今週のお題「…

詩 ボクは言語の障害者

ボクは言語の障害者 (障がい者って言いな) 論理だった文章は書けないよ (ほとばしる情熱って言いな) ボクはダサい障害者 (ファッションが個性的って言いな) オンナには全然モテません (心の波長が合わなかったって言いな) 言語が壊れているから詩を書くんだ …

詩 リアル

リアル 東日本大震災でも 田舎の教会のミサでも テレビに映ったものはリアルではない まるで出来の悪いドラマのようで わたしのココロを撃たない 北海道の山奥で熊が出たとテレビが言っていた (殺された仔熊のキモチは解らない そもそも仔熊にココロはあるの…

詩 僕は疲れたよ

僕は疲れたよ 詩ばかり書いてさ 下手くそな詩ばかり書いてさ 君に何を訴えたいのだろうか? 僕は疲れたよ 本ばかり読んでさ 小難しい哲学の本ばかり読んでさ 君のダンスをどう解釈すれば良いのだろうか? 僕は疲れたよ 音楽ばかり聴いてさ ジャズやクラッシ…

詩 夏の暑さの中で

夏の暑さの中で あなたの影に遭った あなたは太陽の王で 王だから影は濃かった 王の知恵は犠牲 王の光は熱意 知恵は葡萄酒のようで 光はパンのようだった わたしは汗を掻いて 歌を歌い、踊った 外人墓地の谷は深く 太陽はそこまでは届かなかった 丘の上の寺…

詩 文字を埋める

文字を埋める スマホのドキュメントに 文字を埋める 文字を埋め尽くして 意味を求める 文字を埋めて 文字の向こう側の 世界と繋がる 文字を埋め尽くして 少し暗い 世界と繋がる 冷たい水と 険しい山の 少し暗い 世界と繋がる 意味なんて無いよ 不条理には 意…

詩 父

父 僕の父は情けない人だった 巨人が負ければ悪口を言い 酒にカネの糸目を付けない人だった 病気の僕を無理やり就職させて 1ヶ月で会社を辞める事になって 大層恥をかいた 父 母が否定し続けた男 とんでもない子供の頃 ラジオをせがむ僕に怒った 母と離婚し…

詩 あるとはどういうことだろうか

あるとはどういうことだろうか 人間の精神は脳内の化学物質の組み合わせに拠るものだ 向精神薬がそれを証明する 人間は脳内物質の分泌に拠って 恋をし、詩を書き、欲望する 向精神薬が効いて 見せかけの理性を生み出す しかし彼は あるということを思考する …

詩 51にもなって

51にもなって 詩を書いている僕は 何者だろうか? ジジィの喚き? 遅く来た青春? とにかく気持ち悪いけど 僕は書かなければいけない 僕は何者でもない 詩人でもない 何かの宣伝でもないし 「荒野で叫ぶ声」でもない (僕のまわりは湿っているし 木々も沢山あ…

アイドルの感想

アイドルポップ:ジャパン | Spotify Playlist どーもこんにちは。スズキヤスフミです。 今Spotifyで「アイドルポップ」を聴いています。何故かと言うと山内志朗先生著「普遍論争」を読んでアタマが疲れたからです。それの反作用で馬鹿みたいなポップソング…

詩 これだけ闘えば、

これだけ闘えば、満足ですか? これだけ頑張って、これだけ一生懸命やって、充実感はありますか? 這いつくばって、泥と汗にまみれて、何かを達成しましたか? ここまでやれば、何か勝利を得ましたか? そういう気分になりましたか? どこまでやって、何か土…

詩 自由に歩くって、

自由に歩くって、どういう事? 山の中の狩人は 骨折しても病院に行かないそうだ 何でも狩りの対象と同等に立ち向かう為 それが獣たちへの敬意なのだそうだ (獣たちは病院に行かないからだ) 思い込みなのか、啓示なのか? お祈りで答えを聞かないといけない …

詩 あなたのために

あなたのために 何が出来るだろうか 何も出来ない僕を 許して欲しい あなたのために 働くことは出来ないし 言葉を上手く操ることも出来ない 僕はそんなに強くない ただ願うことしか出来ない でも、待っているんだ いつか自分の身体を自由に動かして あなたを…

詩 暑い夏休みに

暑い夏休みに本を読んだ 遠くの世界の話しだった 太陽と入道雲と 本を湿らす湿気があった 夕立は胎内の記憶 雨音を聞きながら本を読んだ 大人や少年や少女が 不思議な世界に巻き込まれる話しだった 他愛の無い話しだったけど 僕には宝石のような話しだった …