2021-01-01から1年間の記事一覧
はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」 こんにちは。スズキヤスフミです。 「わたしとインターネット」ですか…んー簡単なようで難しい。毎日ネットに接しているけど言語化するのは難しいですね。しかも「インターネット文学」んー。 僕はイ…
https://100satsu.com/懐かしい〜!しかもまだやってるんだ!ども、スズキヤスフミです。いや暑いですね。函館は空気が重くて風がぬるいですね。あんまり暑くてヒマ過ぎるのでネットサーフィンしていたら、「新潮文庫の100冊」なんてサイトが出て来たので、…
今週のお題「住みたい場所」 よばれてとびでてジャジャジャジャ〜ン!…悪ふざけが過ぎましたね… どーも、スズキヤスフミです。さて、今週のお題「住みたい場所」ですか…えーそうですね…。ここで良いや、と思います。以上!って、これじゃブログになりません…
人間は弱い 愛が憎しみに変わり 正義が不公正に変わり 美が醜に、信仰は不信仰に 啓蒙は暴力に、民主主義は衆愚に 知識は傲慢に、連帯は他者の排除に 変わってしまう でも、上から不思議な力が働いて 人間の良い所悪い所を見て それでも祝福を、それでも赦し…
森は清く水は流れ 霧を含みながら海へ流れる 精霊を包む空気のすがすがしさ あまり強くない太陽の光 天使の梯子のように森を照らす 夜のざわめき、昼間の静けさ 鳥が隠れて鳴いている 虫たちは落ち葉を食らい ふくろうは森を管理する あぁ大いなる輪廻! 人…
今週のお題「100万円あったら」こんにちは。詩のブログでほんのちょびっとお馴染みのスズキヤスフミです。100万円あったらねぇ…世の中そんなに甘くないし、こないだ買った宝くじもはずれたし(買い続ければ当たると思いつつ当たらないなぁ)ま、思考実験とい…
夏至 太陽が隠れる 低気圧と気候前線に遮られて 海霧に阻まれて 夏至 太陽は何処だ 地球の憂鬱に遮られて 太陽が隠れた 夏至 地球に住むものよ 地球にしか住めないものよ 太陽が一番高い日に 太陽が隠れたのだ 夏至 汚染された海霧に阻まれ 暖かすぎる空気に…
こんらんしてはんらんする こころとのうとからだ こうふんはおわらず ゆめははんらんする こんとんはこうふんして こんなんなことばははんせいする はんせいはゆめのよう はんせいしていません こんなんなことをかんがえて ずのうはこんらんする けつえきが…
変えて見せろ 精神病院の様な世界を 政治の力で 経済の力で 宗教の力で 詩の力で 変えて見せろ 死を越えて見せろ 生の彩りを見せろ 世界の多様性を見せろ 豊かな自然を見せろ 変えて見せろ 精神病院の檻を壊せ 官僚制の冷たさを壊せ 無責任の利益を壊せ 経済…
うぐいすが鳴く わたしの心に 吹雪の中で 幻日のように うぐいすが鳴く 春よ来い 地吹雪を越えて 春よ来い シベリアおろしを越えて うぐいすが鳴く ふきのとうはまだか 福寿草はまだか うぐいすのように 烏が鳴く うぐいすが鳴く 真冬日 窓に結露が 氷の花を…
駅から駅へ 電車が走り出す 今日の悲しみを乗せて 明日の憂鬱を乗せて 昨日の怒りを乗せて 電車は走り出す 無機質な車体に ねっとりとした人間を乗せて どろどろしていて、臭くて、なまけもので 法則通りに行かない人間を乗せて 電車はどこにも行かない 始点…
叫びは届く 深い谷の底で 水が埋まった谷の底で 叫びが届かない谷の底で 叫びは届く 精神科病院のベッドの中で もう助かる見込みがない療養病床で 消毒液と糞尿の匂いがする病棟の廊下で 叫びが届く確証はない 眼に見えるところは戦場のようで まるで焼け野…
ありがとうございます 働かないで食わせてくれて ありがとうございます 毎日寝ながら音楽聴けて ありがとうございます テレビで野球見れて ありがとうございます テレビであの娘の笑顔見れて ありがとうございます 感謝で感謝でいっぱいです 自分の意思とは…
私は呼吸する 薄暗い青い森か 薄暗いアパートの万年床か それとも、薄暗い大聖堂の中なのか 私は呼吸する 呼吸して言葉を吐き出す 言葉を吐き出して、誰かを喜ばせ、誰かを傷つける そして後悔する 「あぁ言葉なんかなくなればいいのに 言葉で自分は裸になっ…
主よ 世界をお救い下さい 恥辱と恐怖にまみれたこの世界を 誰も彼も「私は主の側に立っている」と言います 誰もが正しくて、誰もが間違っています 自分の内心を隠して 外側だけを拘っています だから恥辱と恐怖にまみれています 標準機がないのです 標準機は…
土にまみれて 植物を植える 実のなる植物を 期待を込めて植える 明日が世の終わりでも 実りの秋は来るだろう 鶏糞の匂い 雪から溶けた土の匂い こんな春を待っていたんだ 地球の自転が春を刻むのを 土にまみれて 米を、麦を、芋を、野菜を 実のなる植物を植…
壁 「壁は良心が作った」と言ってはならない 壁は恐怖と怠惰が作ったもの 気持ちはわかる 壁をこさえたくなる気持ちは 「壁は何をするかわからない蛮族から自分たちを守るため」 気持ちはわかる でも、どちらが蛮族でどちらが良民かは 誰にもわからない 「自…
苦しみの中から、歌が生まれる 苦しみがなければ 歌を歌う意味がないだろう 苦しみがなければ 哲学することもないだろう 苦しみがなければ 文章を書くこともないだろう 苦しみがなければ 感動することもないだろう 夢は過ぎ 朝がきて また労働の苦しみがやっ…
疫病と災害と 腐敗と苦しみで この国はできている 誰がこの国に忠誠を誓うんだ? 本当に忠誠を誓う人がいた そんな奴らを横目に見て 僕はこの国で生きてゆかなくてはならない だってご飯の代わりにワインを飲まないから この国がそうなればいいと思いつつ そ…
エネルギーは大事だ 力は物事を動かす しかし、エネルギーが失われたらどうする? 太陽が冷えたらどうする? エネルギーが無くなる前に 力に依存する生活をやめろ 太陽より強いエネルギーが 力の法則から外れた力が もうすぐやってくる 永遠から永遠に 青が…
青 太陽の光が氾濫する青 海の色 空を反射する青 雪 雪の底にある青 緑 脳髄が誤解する青 青い海からやってくるお船を見ましょうね どんな人がお船に乗っているのでしょう どんな荷物が運ばれてくるのでしょう 青い旗、赤い旗、黄色い旗 どこの国の旗でしょ…
聞く 声を聞く 脳髄の声を ラジオの声を 書物の声を 詩の声を 聞く 聞く為には諦めなければならない 語る事を 動く事を 考える事を 書く事を 聞く 聞いて聞け 心臓の鼓動を 天から降ってくる音楽を 礼拝堂から聞こえる詩篇を 霊園の死者の嘆きを 聞け 聞いて…