詩 「神は生きている」と
「神は生きている」と
別に思想や主義主張の話をしたのではなくて
信仰の話をしただけなのに
思想と信仰に乖離があるとまずいけど
思想を造るほどアタマは良く無いし
信仰を体系的に学んだ訳でも無い
しかし、僕は感じる
僕の過去の生活への黙想が
神を求めて生きて死んだ人々の記憶が
僕を祈りへと導く
津波にさらわれた人々の幻が
戦争で亡くなった人々の言葉が
僕を聖書へ向かわせる
宗教は力の無い人々の武器だ
力のある者は嘲笑うけど
神を超える人間が居るのだろうか?
(人間が何も無いところからいのちを造れば神を超えるけど)
宇宙の始まりを観ていた者は居るのだろうか?
死ぬべき運命にある人間に
永遠を造り出す事が出来るのだろうか?
人間は太ったり痩せたり
ロケットを打ち上げたり、ミサイルを打ち上げたりするだけなのに
だから原理主義者と言われても良い
神が生きているのでなければ
人間が人間では無くなっても良い!