詩 政治家が嘘をついた
政治家が嘘をついた
彼の軽薄さがまた一つ明らかになった
「嘘つきは泥棒の始まりです。嘘をつくと閻魔さまに舌を抜かれます。」
非難する人は非難すべきだ
でもぼくには石は投げられない
嘘つきで軽薄で
まるでぼくみたいだ
政治家はカネと権力を持っていて
ぼくには何もない
カネと権力を持つ者がこんなに薄っぺらいのか、って驚くけど
似たようなものだ
多かれ少なかれ
誰にでも政治家の醜悪さは持っている
ああなりたいとは思っていないが
ああなりたいと思っている
だからといって彼の免罪符になるとは思わない
でもぼくたちにも免罪符というものはない
あぁなんて散文的なんだろう!
あぁこんな事詩にするべきじゃなかった!
でもこんな事を詩にしないと
詩の負けだ
「嘘つきは泥棒の始まりです。嘘をつくと閻魔さまに舌を抜かれます。」