宗教アレルギーその1

 最初に断っておきますが、僕はルター(世界史の授業でお馴染みですね)派のキリスト教徒です。でもこの場で布教活動をする訳ではないのでご安心を。(そんなに立派な人間じゃないしね)

 さてさて、今回のテーマは「宗教アレルギー」です。色々ありますので、何回かに分けてお話します。

 皆さんは宗教に対してどんなイメージがありますか?非科学的でおばちゃんがハマっていてお金を沢山取られそうで気持ち悪い。僕もそう思います。これは何故かというとあまり真剣に宗教を突き詰めていない人が多いんじゃないか、という事ですね。

 本来宗教は「魂」を揺さぶる、五感では感じられない物事を取り扱う行為である、と思います。お墓参りでご先祖様がここにいるとか、お盆の時に田舎に帰って自分と外界の区別が付きづらくなるとか、これが宗教の「始まり」です。(お盆の時に怪談話を聴いたり、人によっては幽霊を見たりとか)

 そこから何千年も掛けて人間は宗教を色々探求して、遂には哲学のレベルまで宗教を「進化」させました。これは人類の英知であり財産です。この知恵を真剣に突き詰めると、例の気持ち悪いイメージは払拭されるはずです。

 しかし人間は「進化」し過ぎた様です。科学文明が発達して、「魂」を揺さぶる感性も、五感には感じられない物事を考える余裕も無くなったと思うのです。(もちろん科学文明は良いものです。これで快適な生活が送れて、僕がブログを書けるのですから)

 それにより、現代人は宗教を「退化」させてしまいました。はっきり言って現代の宗教界は腐敗しています。科学を全面的に否定したり、感性を雑に扱って気持ち悪くなったり、拝金主義が蔓延ったりしています。

 さてどうすれば良いのか、そんな大きな事僕が解る訳はありません。しかし少しずつ書きながら考えてみたいと思います。あと宗教戦争についてもコツコツ考えてみたいと思います。これがあるからブログが書ける、というものです。
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 ※カタイ話だったのでゆるキャラでもどうぞ